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猫の腎臓病

腎臓病とは腎臓の機能の50%以上が失われた状態をさします。この状態が3ヵ月以上続くと慢性腎臓病といいます。
猫の祖先は砂漠で生きていくために尿を濃縮して水分を効率よく使えるように進化しました。ですがこれは腎臓に負担をかけてしまうという側面があります。
その他の原因も関与すると考えられていますが、いずれにせよ猫は宿命的に腎臓病に罹りやすい動物なのです。
最新のデータによれば慢性腎臓病にかかる割合は・・・15歳以上で81% 全年齢で50%といわれています

腎臓病はステージⅠ~Ⅳの4段階にわけられます。

  1. [ごく初期]腎臓の40%の機能が失われた状態
    日常生活にほとんど変化はみられず、飼い主さんが気づかれることはまず不可能です。
    従来の検査にSDMAという新しい検査を併用することによってのみ発見することができます。
  2. [代償期]腎機能の75%が失われた状態
    症状(多飲多尿・体重減少・嗜眠・食欲低下など)が現れてきます。
    最近なんか具合が悪い、とご来院なさるのはこの段階のことが多いです。
  3. [進行期]元気食欲廃絶・重度の体重低下・嘔吐などの激しい臨床症状が現れます。
  4. [末期尿毒症]

何をしてあげられるの?

    • 食餌を腎臓用療法食に切り替える。(療法食への切り替えで寿命が2~3倍のびたとの報告もあります)
    • 定期的に検査をして症状の進行をチェックする。
    • 療法食に加えて、必要に応じた薬品、補助薬品を投与する。
    • 症状に応じた対処療法を行う。ある程度状態が回復し小康を保てるか、ステージⅣに進んでしまうかは何とも言えないところです。
    • 残念ながら愛猫のためにしてあげられることはあまりありません。

加齢により腎臓が衰え腎臓病を発症するのを防ぐ手立てはありませんし、失われてしまった腎機能を回復させることもできません。
しかし早期に適切な対応をすることによって進行を遅らせることは十分に可能です。
病に罹ることもいつか別れが来ることも避けられませんが、少しでも長く楽しそうに暮らす元気な愛猫にそばにいて欲しいというのが猫を愛する者の切なる願いではないでしょうか。

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